理研食品が韓国の高興郡および海洋営漁組合法人と輸出業務に関する了解覚書（MOU）を締結

　理研食品株式会社^※1（本社：宮城県多賀城市、社長：宮澤亨）は、11月7日（木）、韓国の高興郡^※2および韓国の海洋営漁組合法人^※3と、韓国産わかめに関して「輸出業務に関する了解覚書（MOU）」を締結しました。協約期間は締結日から3年間で、理研食品への韓国産わかめの輸出目標金額は総額1,200万ドルです。

　理研食品は従来から海洋営漁組合法人と良好な関係を築いてきました。また、高興郡はゆず、海苔、わかめなど農水産物の輸出に力を入れています。今回の了解覚書の締結によって、理研食品はわかめ原料の安定調達に、海洋営漁組合法人はわかめ養殖の振興支援に、高興郡は持続可能なわかめ輸出販路の構築につながることが期待されます。

　理研ビタミングループは、今回の締結以外にも、日本国内での海藻種苗の生産・供給、漁業会社・漁協との連携によるわかめの大規模養殖の支援などに取り組んでいます。これらの取り組みを通して、引き続き持続可能な原料調達を目指します。

• ^※1：理研食品株式会社は、理研ビタミン株式会社の子会社で、「ふえるわかめちゃん」「わかめスープ」などの製造や、海藻養殖に関する研究を行っています。
^※2：高興（コフン）郡は、韓国南西部にある全羅南道（チョルラナムド）の南海岸にある郡で、わかめの代表的な産地です。
• ^※3：海洋営漁組合法人は、高興郡にあるわかめ加工専門メーカーです。

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