ビタミンEとは?
身近な食品に含まれるビタミンE
私たちのカラダになくてはならない栄養素であるビタミン。その中でも、ビタミンEは酸化というストレスからカラダをまもっています。アーモンドをはじめとするナッツ類や植物油、豆類など油分が多い食品に含まれている脂溶性のビタミンです。私たちはそれらの食品を食べることで、日常的にビタミンEを摂っています。


ビタミンEってどんなモノ?
ビタミンEには、4種類のトコフェロール(α、β、γ、δ)とトコトリエノール(α、β、γ、δ)があり、それらをまとめてビタミンEと呼んでいます。しかし、私たちのカラダの中で利用しているビタミンEのほとんどがα-トコフェロールです。そのため、α-トコフェロールは、栄養的に最も重要な成分として知られています。


α-トコフェロール
- ・環状の構造をしたクロマン環と長い炭素の側鎖を持っています。
- ・クロマン環に存在するヒドロキシ基(-OH)がビタミンEの抗酸化作用を担っています。
- ・食品の栄養成分として書かれているビタミンEの量はα-トコフェロールの量になります。


抽出されたビタミンE
ビタミンEと理研ビタミン
理研ビタミンは、その名のとおりビタミンをつくる会社としてスタートしました。創業当時は魚の肝臓から天然のビタミンAを抽出していましたが、社会ニーズの変化に伴い、現在では菜種や大豆などの植物を原料にビタミンEを製造しています。理研ビタミンのビタミンEは、医薬品や健康食品、あるいは食品の酸化防止のための添加物として利用されています。


ビタミンEを製造する理研ビタミン千葉工場
参考文献
二木 鋭雄. 抗酸化ビタミンによる脂質酸化反応の抑制. 栄養学雑誌. 1993; 51(3): 115-121. doi: 10.5264/eiyogakuzashi.51.115
池畑 秀夫, 田中 東子, 上嶋 千鶴子. 日本人平均食のビタミンE含量と脂肪酸組成. ビタミン. 1968; 38(4): 253-258. doi: 10.20632/vso.38.4_253
厚生労働省. 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書. 2020.