メカブフコイダン メカブフコイダン

海藻が自分の身をまもるために生み出した天然のネバネバ成分
メカブフコイダンがカラダをまもるちからを高めます!

メカブフコイダンとは?

免疫力とメカブフコイダン

メカブフコイダン
とは?

メカブフコイダンは“メカブのネバネバ成分”

メカブフコイダンは、ワカメの根もと(メカブ)に含まれるネバネバ成分 “フコイダン”のことです。
フコイダンは海藻特有の食物繊維で、荒々しい自然環境の中で外敵や乾燥から身をまもる役目を果たしています。
そんなフコイダンは食べることで健康効果が得られると注目を集めています。

メカブのイラスト メカブのイラスト

日本人がなれ親しんできたメカブ

現代ではヘルシーな食材として人気があるメカブですが、日本人は古くからメカブを食べてきました。
平安時代にはすでに味噌汁や酢の物として現在と同様の食べ方をしていたようです。メカブは、日本人にとって豊富な食経験をもつ安心な食材です。

海藻によって異なるフコイダンのかたち

フコイダンは硫酸基のついたフコースをはじめとする、糖がたくさん連なった多糖類と呼ばれる構造をしています。
メカブの他にもモズクやコンブにもフコイダンが含まれていることが知られていますが、一口にフコイダンと言っても、ついている硫酸基の数や糖のつながり方が海藻の種類によって異なります。メカブフコイダンは硫酸基の数が多いことが特長で、この硫酸基が健康効果に重要な役割を果たしていると考えられています。

フコイダンの基本構造 メカブフコイダンは硫酸基(-SO3)の数が多い特徴があります。 フコースやガラクトースなどの糖が複雑につながっており、メカブフコイダンの構造は完全には解明されていません。 フコイダンの基本構造 メカブフコイダンは硫酸基(-SO3)の数が多い特徴があります。 フコースやガラクトースなどの糖が複雑につながっており、メカブフコイダンの構造は完全には解明されていません。

メカブより抽出したフコイダン

参考文献

新崎盛敏, 新崎輝子. 海藻のはなし. 東海大学出版会;1978.

Jayawardena TU., Nagahawatta DP., Fernando IPS., Kim YT., Kim JS., Kim WS., Lee JS., Jeon YJ. A Review on Fucoidan Structure, Extraction Techniques, and Its Role as an Immunomodulatory Agent. Mar. Drugs. 2022; 20(12): 755. doi: 10.3390/md20120755.

Synytsya A., Bleha R., Synytsya A., Pohl R., Hayashi K., Yoshinaga K., Nakano T., Hayashi T. Mekabu fucoidan: structural complexity and defensive effects against avian influenza A viruses. Carbohydr. Polym. 2014; 111: 633-44. doi: 10.1016/j.carbpol.2014.05.032.

免疫力と
メカブフコイダン

加齢とともに低下してしまう免疫力

年齢を重ねるにつれ、風邪をひきやすくなっていませんか?
私たちには“免疫”と呼ばれるカラダの防御システムがあり、細菌やウイルスなどの外敵から身をまもっています。
しかし、健康に過ごすためには欠かせない免疫のはたらき(免疫力)は、加齢とともに低下してしまいます。
メカブフコイダンには免疫力を高める機能があることが理研ビタミンの研究により明らかになってきました。

免疫機能の強さと細菌やウイルスによる感染されやすさ 免疫機能の強さと細菌やウイルスによる感染されやすさ

メカブフコイダンで、インフルエンザに立ち向かう

メカブフコイダンの免疫に対する効果を調査するため、ご年配の方にメカブフコイダンを食事と一緒に半年にわたって摂取してもらいました。
摂取期間中にインフルエンザワクチンを接種したところ、メカブフコイダンを摂取している方は、インフルエンザウイルス(B型)に対する抗体がプラセボ(メカブフコイダンを含まない対照食品)を摂取している方よりも多く産生されることがわかりました。
また、抗体の上昇率はワクチンの効果判定の目安となる2倍を上回りました。

インフルエンザウイルスに対する中和抗体価 抗体上昇率 インフルエンザウイルスに対する中和抗体価 抗体上昇率
  • 出典:J. Nutr. 2013; 143(11): 1794-1798.より改変
  • 解析対象者:特別養護老人ホームに入所されている男女70名
  • 試験食品摂取期間:24週間
  • 一日あたりの摂取量:メカブ抽出物として300 mg
  • 評価方法:インフルエンザワクチン接種後の中和抗体価の測定

抗体がウイルスのはたらき
をブロック

抗体はカラダに侵入した細菌やウイルスにくっつくことで無力化する、生体内の武器です。
抗体のおかげでウイルスがカラダの中で増えるのを防ぎ、鼻水や咳などの風邪の症状を抑えることができます。
予防のためにワクチンを接種するのも、ウイルスと戦うための武器を準備しておくためなのです。

ウイルスと戦う武器をたくさん作れる ウイルスと戦う武器をたくさん作れる

メカブフコイダンで免疫力を高めてカラダのインナーケア

風邪をひかないようにマスクをして、手洗い、うがいをしているにもかかわらず風邪をひいてしまったという経験はありませんか?
ウイルスや細菌をカラダの中に入れないようにするカラダの外側からのケアだけでなく、免疫力を高めることで内側からもカラダをまもっていきましょう。

参考文献

上野川修一. からだと免疫のしくみ. 日本実業出版社;1996

Negishi H., Mori M., Mori H., Yamori Y. Supplementation of elderly Japanese men and women with fucoidan from seaweed increases immune responses to seasonal influenza vaccination. J. Nutr. 2013; 143(11): 1794-1798. doi: 10.3945/jn.113.179036.