マイクロカプセル

開発~受託製造の流れ

カプセル化検討のご依頼承ります。お気軽にご相談ください。

開発~受託製造の流れ
  • ※1 必要な素材量:100~200g
  • ※2 MCの仕上がり量:2~20kg
  • ※3 MCの仕上がり量:100kg~

「リケビーズ」の製法

「リケビーズ」の製法
1.混合液調製
基剤や芯物質の素材を水と混合して混合液を調製する。油溶性原料なら乳化する。難溶性素材は分散状態にする。
2.噴霧冷却
混合液を噴霧、急速冷却することで凍結粒子として回収する。(混合液の粘度や分散状態が粒子径や造粒可否に影響します。)
3.乾燥・篩分
流動層乾燥を行う。乾燥後は篩分して粒度を整える。(乾燥後に凝集が生じる場合は解砕を行うこともできます。)
4.製品化
異物を取り除き、梱包して製品化する。

食品における「リケビーズ」の効果と使用例

酸素や他成分との接触低減

酸素や他成分との接触低減
※使用例1

酸素や同一系内の他物質との接触を低減して安定性を向上させます。

フレッシュな香りの保持

フレッシュな香りの保持
※使用例2

一般的な噴霧乾燥と比較して熱がかかりにくい製法のため、香りを弱めず、またカプセル化後も長期間維持します。

打錠耐性

打錠耐性
※使用例3

強度が高く打錠圧に強いため、にじみを生じにくく錠剤化にも適しています。

味のマスキング

味のマスキング

基剤で覆うことで素材の苦味などを口内で感じにくくさせることができます。

医薬品における「リケビーズ」の効果と使用例

医薬品に応用することも可能です

リケビーズはGMPに適合した設備で製造しており、医薬品原料として使用することができます。

医薬品への応用について、詳しくはこちらをご覧ください。
事例紹介:医薬品の課題をマイクロカプセルが解決します!

油状、低融点物質の固形製剤化

油状、低融点物質の固形製剤化

油溶性、水溶性、難溶性、様々な症状の薬物を固形製剤化できます。

他成分、酸素との接触低減

他成分、酸素との接触低減
※使用例1

同一系内の他物質や酸素との接触を低減し、安定性を向上させます。

付着性、凝集性の改善

付着性、凝集性の改善
※使用例2

薬物を基材で覆うことで薬物に由来する付善性や凝集性を抑えることができます。

薬物の溶出コントロール

薬物の溶出コントロール
※使用例3

水溶性基材により薬物の水なじみを向上させたり、さらにカプセルをコーディングすることで溶出を抑えることができます。