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β-クリプトキサンチン

骨粗しょう症

こんなことを感じたら要注意! 背中や腰が曲がったように感じる。 好き嫌いが多く、食事が偏っている。 じっとしていても、背中、足腰が痛い。 出歩くのが億劫だ。

1.怖い骨粗しょう症。高齢になってからの骨折には要注意!

回復には時間がかかり介護が必要に。「寝たきり」になる危険性も。

骨粗しょう症は、骨の量が減り、スカスカになることで強度が低下し、骨折しやすくなる病気です。
高齢になると骨をつくる能力が衰えるため、骨折した骨が治るのには時間がかかります。回復するまで介護が必要となるケースも多く、骨折は本人だけでなく周囲の人の負担にもなります。場合によっては、骨折を機に、そのまま寝たきりの生活となってしまうことも。厚生労働省が実施している国民生活基礎調査(平成22年)では、介護が必要となった主な原因の約10%が骨折・転倒によるものです。

介護が必要となった主な原因 脳血管疾患(脳卒中) 21.5 認知症 15.3 高齢による衰弱 13.7 関節疾患 10.9 骨折・転倒 10.2 心疾患(心臓病) 3.9 その他 24.5(出典:厚生労働省 平成22年国民生活基礎調査)

2.気づかないうちに静かに進行。高齢者の多くが骨粗しょう症に

日本の人口の約10%、1300万人が骨粗しょう症。

骨粗しょう症は、自覚症状があらわれにくく、痛みがないまま、静かに進行します。自分では気づかないうちに骨がもろくなり、年齢を重ねるごとに骨折する危険性が高まっていきます。自覚しにくいため、予防が不十分になりがちなことが問題となっています。高齢者の多くが骨粗しょう症になっており、国内の患者数は約1300万人と推定されています。男性よりも女性のほうが骨粗しょう症になりやすく、50歳以上の女性の4人に1人が骨粗しょう症となります。

3.丈夫な骨を維持するためには…

50歳を過ぎると骨量が低下、女性は閉経後に激減!

骨量の経年的変化(出典:「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2011年度版」より一部改変)

骨量は、20歳前後で最大となり、40歳半ばまでは、一定の骨量が維持されます。しかし、50歳を過ぎると徐々に減少します。特に、閉経を迎えた女性では、急激な女性ホルモンの枯渇に伴い、骨量が著しく減少していきます。男性より女性が骨粗しょう症になりやすいのは、このためです。
骨粗しょう症を予防するためには、将来の骨量減少に備えて、普段から丈夫な骨づくりをこころがけることが大切になります。骨を丈夫に保つためには、バランスの良い食事や適度な運動が役立ちます。

適度な運動は、骨を刺激して強くします。また、丈夫な骨をつくるためには、カルシウムやビタミンDといった栄養成分の摂取も欠かせません。近年の研究から、みかんやトウガラシに含まれる「β-クリプトキサンチン」も骨の健康維持に役立つことが分ってきました。

4.血中のβ-クリプトキサンチン濃度が高い閉経女性は骨粗しょう症になりにくい

栄養疫学研究から判明したβ-クリプトキサンチンの可能性。

血中β-クリプトキサンチン濃度と骨粗しょう症の発症リスク(出典:PLOS ONE, 2012, 7, e52643)

みかんの産地である静岡県浜松市北区三ヶ日町の住民を対象とした栄養疫学研究が行われています。この研究において、血液中のβ-クリプトキサンチン濃度が高い閉経後の女性は、骨粗しょう症を発症する危険性が低いことが明らかとなりました。血中β-クリプトキサンチン濃度が低い人に比べて、高い人では、骨粗しょう症を発症するリスクが92%も低くなる結果が示されています。

疫学研究の結果は、β-クリプトキサンチンの摂取が健康な骨の維持・形成に大きく貢献することを示唆しています。ここからは、当社で開発したβ-クリプトキサンチンが豊富なパプリカ(トウガラシ)色素を用いて行ったβ-クリプトキサンチンの骨への効果検証実験についてご紹介します。

5.β-クリプトキサンチンを含むパプリカ色素が、骨の健康をサポート!

β-クリプトキサンチンは、骨を丈夫に保つのに役立ちます。

閉経により女性ホルモン(エストロゲン)が欠乏すると、骨量が減少し、骨がもろくなります。閉経後の女性を想定した、骨粗しょう症モデル動物(マウス)を用いて、β-クリプトキサンチンの骨に対する作用を評価しました。

骨粗しょう症予防効果の検討

試験動物

5週齢の雌のマウス

試験群

  • ① 正常群
  • ② 骨粗しょう症モデル群
  • ③ 骨粗しょう症モデル+β-クリプトキサンチン高含有パプリカ色素投与群

試験方法

マウスに、β-クリプトキサンチン高含有パプリカ色素を1日1回、12週間(3ヶ月)連続して経口投与しました。12週間の連続投与後にマウスから大腿骨を摘出し、マイクロCTを用いた骨構造解析、3点折り曲げ試験による骨強度の測定により、骨の状態を評価しました。

試験結果

骨粗しょう症モデル群では、正常群と比較して、骨(骨梁)密度や骨強度が減少し、骨粗しょう症と同様の状態になっていることが確認されました。一方、骨粗しょう症モデルにβ-クリプトキサンチン高含有パプリカ色素を投与すると、骨密度の減少が抑制され、骨梁構造が維持されていました。さらに、骨強度の低下が抑制されました。

大腿骨の断面画像

骨梁密度と骨の強度

(出典:理研ビタミン)

栄養疫学研究で示唆されていたように、β‐クリプトキサンチンが健康な骨の形成や維持に役立つことを示す結果となりました。β‐クリプトキサンチンの摂取は、骨粗しょう症の予防につながることが期待できます。

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「みかん」や「パプリカ」に含まれるスーパーカロテノイド β-クリプトキサンチン

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