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労働安全衛生

理研ビタミンでは、規模や事業内容の異なる事業所に合わせて、安全・衛生管理者や危険物の責任者等を配置し運用しています。
2018年度からは「健康経営」を導入し、働き方改革と連動して長時間労働の削減や有休取得の促進、ストレスチェックの実施、健診のサポートといった従業員の健康増進に向けた取り組みを進めています。
工場では、KYT(危険予知トレーニング)活動や3S(整理・整頓・清掃)の推進により、従業員一人ひとりが高い危機管理能力をもって業務にあたれるよう、安全への取り組みを進めています。
また、安否確認システムの運用訓練や防災用品の配備等、防災体制の整備にも取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する状況下において、密を避けるための自宅勤務や時差出勤の実施、リモート会議の推進や工場内の通路導線の見直し改善、手洗いや消毒の徹底といった感染予防の取り組みを強化しています。

ストレスチェックの実施

理研ビタミンでは、2016年度より、従業員のメンタル不調を予防することを目的に、全従業員に対し、年1回のストレスチェックを実施しています。
自らのストレス状況の気づき(セルフケア)を促し、医師面談の窓口を設けています。また、職場が抱えている課題を早期に発見するため、仕事の業務量、職場の環境改善などを集団分析しています。顕在化した健康問題が疑われるとされている総合健康リスク値の高い部署に対しては、上長よりヒアリングを行い、改善対策に取り組んでいます。
また、セルフケア促進のため、管理監督者を含む全ての従業員に対して、さらにラインケア促進のため、管理監督者に対して、教育研修・情報提供を行っています。

ストレスチェック制度の実施義務の対象は50人以上の事業場ですが、理研ビタミンでは範囲を拡大し、全事業所でストレスチェックを実施しています。

  • ストレスチェック受診率:89.6%(理研ビタミングループ(国内):2022年度)

メンター制度

理研ビタミンでは、2016年度より工場へ配属される主に生産系の新入社員を対象に、メンター制度を導入しています。
この制度は、新入社員に対して複数のメンター(先輩社員)を任命し、メンターから社会人としての様々な規律を学ぶとともに、メンターも新入社員から悩みや相談を受けることで、視野の広い人材育成につなげるものです。メンターは新入社員の生活面をフォローし、仕事面は職場の教育者が指導するように担当を分けており、メンター・教育者が新入社員に対ししっかりと支援・フォローをできるようにしています。

メンター制度の狙い
①世代間の活発なコミュニケーションを通じて、密接な人間関係を形成し会社を活性化させていく。
②日常生活・仕事に対する姿勢・取り組みを理解させ、社会人として、「どうあるべきか(生活していくか)」を教え、ともに学ぶ。
③新入社員が「抱える問題・悩み」を早期に解決・解消・緩和する。

新人安全研修