“知ってる”と思っていたわかめにもひみつが!
実施日2019年8月29日(木)
開催地宮城県多賀城市立多賀城小学校
対象5年生 105名
腸ってこんなに長いんだよ!
宮城県多賀城市にある理研食品(株)本社工場。この工場で“ふえるわかめちゃん”をはじめとするわかめ関連製品が製造・出荷されています。同じ市内にある多賀城小学校は、わかめ食育授業を7年連続で実施していただいています。
わかめ養殖の本場でもある三陸地区に近いこともあり、知識としてわかめのことは色々と知っている様子。「茶色のわかめ(原藻)を何につけると色が変化すると思う?」との問いかけにも、言い終わらないうち、すぐに「お湯!!」と正解が出ます。しかし、知っていることとはいえ、実験で色の変化を目の当たりにすると、児童から驚きの歓声があがり、「すぐに変わった」「マジック」等、大いに盛り上ります。
「家庭科が5年生で始まるので、いいタイミングでの授業だと思います。社会科の“潮目”“漁場”について、わかめの観察や部位の説明に実験もあり、“食育”という名目ながら様々な科目について触れ、それを地元の企業が実施してくれていることも良いですね。色の変化の実験を初めて見た時は、私も惹きつけられました。」と、感想をお話ししてくださった村山教頭先生。
給食終了後、授業を実施したクラスの先生からは、「いつもはわかめを絶対口にしない児童が、今日は食べたんですよ。わかめメニューはクラスでも完食でした。」との情報。嬉しく思うと共に、今後も児童に驚きを届け続けて行きたいと、改めて思いました。
じっくりと本物のわかめを観察
授業の感想をいただいた村山教頭先生
当日の給食 わかめとツナのあえもの
汁物の”おくずかけ”は宮城の郷土料理
左から授業実施の尾身先生、赤間先生、岡本先生
ありがとうございました!
多賀城市立多賀城小学校
5学年 担任 赤間先生のコメント
色の変化、香り、そして驚くほどの大きさと、五感を使った学習の中で、子どもたちはたくさんのことを学べた1時間でした。
4月から家庭科の学習が始まり、食べることや調理することに興味を持ち始めた5年生にとって、食育に関する今回の授業は、有意義で心に残るものになりました。ありがとうございました。