海に近い中富小学校は海の恵みを感じる場所です。
実施日2019年7月3日(水)
開催地大田区立中富小学校
対象3年生 34名
わかめってこんなに大きいんだ!!
大田区立中富小学校での食育授業は今年で4回目。毎年授業後はわかめの原藻を模造紙に張り付け、学校に貼ってもらっています。今年も学校へ伺うと通常は3か月程度の貼り出しですが、一年前の授業で貼り付けたわかめをいまだ掲示してくれていました。さらに今年は保護者会に合わせた食育授業となり、保護者の方々も見に来てくれて親御さんの理解も得られる授業となりました。
授業終了後、三年生ご担任の阿部先生と学校栄養職員の田中先生にお話を伺いました。
「今年は保護者会の前に授業を実施しました。保護者にも参加いただき『食育』に力を入れていることを見てほしかった。そして中富小学校は海が近く、この辺りは歴史的にも海苔の養殖にも力を入れている地域なので、海藻であるわかめの食育授業はとても良い教材になるのです」とのことでした。
実際、近くにある「海苔の博物館」見学や三年生では「海苔付け体験」を実施する予定とのことです。「まずはわかめの食育授業を実施し、次に『海苔付け体験』を実施することにより我々の生活が海藻、そして海と密接につながっていることを体現できる良い機会になると」両先生におっしゃっていただけました。
わかめの実験:わっ!色が変わった!!
今日もおいしい給食。みんなでいただきます。
今日の給食はめかぶがはいった「めかたまスープ」です。とろりとして おいしい!!
阿部先生(左)と田中先生(右)。とても お世話になりました。
大田区立中富小学校
3学年 担任 阿部先生のコメント
本校は、毎年3年生が「わかめ学習」を実施しています。今年度は、保護者にも参観していただけるように日程を設定しました。また本校では、海苔付け体験を行っています。全校で取り組んでいましたが、昨年度から3年生のみがふるさと浜辺公園にある海苔資料館で体験することになりました。海苔とわかめは、同じ海藻の仲間であるというつながりを考えるためにも必要不可欠だなと感じています。また、「わかめ学習」の前後や当日にも栄養士さんが給食にわかめにかかわる食材を出してくれます。子供たちも「色の変わり」「からだにとっていいこと」が分かってよかったようです。話だけではなく、体験もあってよかったという感想が多くありました。1学期はわかめ学習、その後、海苔付けについて学ぶことに生かしていきたいと考えています。