「食べたら栄養、残すとごみ」 ~給食は大切な教育のひとつ~
実施日2018年6月21日(木)
開催地江戸川区立南葛西第三小学校
対象4年生 76名
岩手県で採れたわかめの原藻に触れて、あっ!と驚くような色の実験をしたりして、ふだんの生活にはない体験がわかめ授業の中にはたくさんあります。
当日の給食に、めかぶ・茎わかめ・わかめの葉っぱが盛りだくさんの岩手県メニューを作ってくださった学校栄養職員の卯月先生に授業後にお話をお伺いしました。
「わかめなどの藻類・きのこや小魚などはなかなか普段食べ慣れないものだったりするので、まずは給食で色んなものを食べる経験をして欲しい。」
「≪食べたら栄養、残すとごみ≫という言葉を別の先生からいただいて、好き嫌いなくしっかり出されたものを食べられるように給食を考えています。」とのこと。
教室で一緒に給食を食べた児童の皆さんが「うちの給食、美味しいでしょ!」と誇らしげに話してくれたのは、このような先生の想いが詰まっているからなんだと納得する時間でした。
初めて触るわかめの原藻に興味津々
毎日美味しい給食を考えてくださっている学校栄養職員の卯月先生
授業後には原藻貼りも実施しました。
とっても綺麗なわかめです。
当日の給食は、わかめ尽くしの岩手県メニュー
わかめごはん、鯖の南部揚げ、茎わかめのきんぴら、めかたま汁、オレンジ、牛乳
江戸川区立南葛西第三小学校
学校栄養職員 卯月先生のコメント
本校は約590食を提供しており、区内でとれた地場産物の小松菜を多く使った給食が特徴です。
藻類が苦手という児童が多いため、わかめ授業の実施をお願いしました。
授業後は「苦手だけどおなかのおそうじをしてくれるから食べる」と意欲的に食べている姿が見られました。
今回の授業がきっかけで食べられるものが増えたらいいなと思います。