「わかめ学習」実施校レポート
「生産者への感謝の気持ちを持ってほしい。」
- 開催地
- 江東区立第五砂町小学校
- 実施日
- 2017年3月10日(金)
- 対象
- 5年生 123名
「体験型の食育授業で、より多くのことを学んでほしい。」
第五砂町小学校の栄養教諭の銭元先生は、わかめの旬である3月上旬に、特別な想いを持ってわかめ授業を継続されています。
2011年3月11日、三陸地方で起きた東日本大震災。
当時は小学生でなかった児童たちにも、震災を風化させずに伝え続けたい、という想いです。
ゼロから復活してきた漁師さんたちが育てた旬のわかめ。
海のにおい・磯のにおいや葉・茎・めかぶを五感で感じ、おなかをお掃除してくれるわかめパワーについても学んで、児童たちは生産者の方への感謝の気持ちを深めていました。
給食と授業の連動も大事なポイントです。
授業前日の献立の「めかぶ」「茎わかめ」「わかめの葉」すべてを入れた『まるごとわかめスープ』は大人気!
学校から家庭の食卓へ。
先生方と一緒においしく・つながる食育を、発信し続けていきます。




江東区立第五砂町小学校 栄養教諭 銭元先生のコメント
本校では体験を取り入れた食育を多く行っています。
そのため保護者から「家では食育が出来ない・・・。」と言われることがあります。
しかし、体験したことを家庭で話すことで親子共通の話題につながります。
知識や情報も共有し、さらに食に関連する話題が多くなることが家庭での食育の1つと考えます。