採用メッセージ

代表取締役社長 山木一彦

理研ビタミン株式会社
代表取締役社長

山木一彦

学校の試験では、問題が出て答えを解いていくため記憶力が必要となりますが、会社では、答えを導き出すためには何を見ても良いし、誰に聞いても良いのです。従って、記憶力はさほど問われません。

会社では到達すべき目標、即ち答えは、はじめに出ているのです。例えば、営業の仕事であれば商品を○億円販売する、というように決まっています。大事なことは、その目標に到達するには市場環境、条件の中で何が問題点なのかを見つけて、それを販売活動にうつしていく、ということです。 すなわち、問題点を課題化する「課題設定能力」が会社では重要なのです。

“幸運の女神は準備した人にしか現れない”という言葉があります。 研究開発であれば、実験した時の現象を何となく見過ごしてしまう人と、「あっ、これは」と気付くことができる人がいます。

両者のうち、のちの発明につながっていくのは後者なのです。問題点を発見するためには、現状を分析し、自ら目標や目的意識を持って仕事に取り組むことです。ですから当社には、自分の夢や希望、志といったものを強く持って入社して来て欲しいと思います。

そして、頭の中に基礎的な知識がないとなかなか問題点に気付くことはできません。学校で学ぶ知識は皆さんのファンドとなりますから、しっかりと勉強して幸運の女神が現れる準備をしてください。